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(Used 「Lightbox JS」 Special Thanks!)
BRUNSWICK Model200
独自の特徴あるサウンドBOXで、一般のSPレコードのみならず、バテー盤、エジソン盤といった縦振動のレコードも再生できる。モーターはゼンマイ式。ホーンはスプールス材(ピアノの響板やヴァイオリンやギターの表板の素材)を使った楕円ストレート。キャビネットは、オーク仕上げでしっかりした作り。
ビクトローラ 8-30
初期のクレデンザ(製造番号で15,000くらいまで)はニ板扉であったが、その後レコード・キャビネット部分に別の扉がつけられ四枚扉に変更された。後期のもの(製造番号50,000台くらい以降)は、名前が変えられネームプレートには8-30と刻まれている。ホーンや、サウンドボックスも段々と変わり、音色も少しずつ異なる。これらの機械は約1.8メートルのホーンを折りたたんだ型のものが使用された。最も後期の機械蓄音機である。
英国グラモフォン H.M.V.モデル(ルミエ)
ホーンの代わりに、現在のスピーカーと同じ振動板を使用した機械で、1924年に発売された。仏人ルミエールにより開発されたもので、紙をひだになるように折り、円形に加工し使用した。針の振動はテコ仕掛けで、振動板の中心部に伝えられる。かなりの低音から高音まで再生され、ホーン型のような音のするどざがなく、やわらかい音色の機械である。大きなコーン紙のサウンドボックスがそのままホーンになってしまった珍しいもの。
映画の創始者として知られているフランスのルイ・エミール考案による。
エジソン コンサート
もう発見できないような、大変珍しい物。わずかしか生産されなかった。オリジナルクレーンとオリジナルホーンが付いており、5インチの心棒は広い空間により大きな音を出す。全ての蓄音機を求めた後に捜し求めたものである。
エジソン・ファイアーサイド
スタンダードをアレンジしたモデル。大型ラッパが付け易い様クレーン・ホルダーを設けたり、上蓋の留め金を、よりシンプルなクリップ式にしたりと、各所に工夫の後が見られる。4分専用モデル。
エジソン・トライアンフ
2分・4分シリンダー兼用:入念に造られたオーク材のケースは、長方形のパネルが盛り上がっている。2分・4分の切り換えは左側のプーリーを前後に押し引きするだけで可能となり、非常に高い制度で作動する。3本ゼンマイのベルト・ドライブ式。ホーンはスプリング付のクレーンに支えられており、オーク材に矢羽根模様の掘り込みを出座深したミュージック・マスター・ホーン型、口径538mm。リプロデューサーは大型で2分・4分切り換え式のモデルO。
エジソン・ビジネス蓄音機
初期のウェットバッテリー動力の時代に造られた”パーフェクティッド”タイプの改良型である。口述事務用で、レコーダーとリプロデューサーがメガネ形に並び、それをほぼ90度左右に切り替えることで録音と再生が金属のプレキシブルチューブを通して容易にできる。シリンダーは毎分120回転であるが、回転数を自由に設定変更できるために録音されたシリンダーの回転数は一定でなかった。スタート、ストップは上面右の2つの押しボタンで行なう。オークケースで蓋はヒンジによって開閉する。なお、事務機用シリンダーのサイズは長さ156mm、直径60mmで、通常のものよりかなり厚く長い(スタンダードなシリンダーは長さ105mm、直径55mm)
エジソン・エディフォン
口述事務機の改良型で、ボディも金属製。電気モーターは、110Vの直流・交流の交換が出来る。レコーダーをリプロデューサーは、一体となり、上部レバーを上下して切り換え、金属製のフレキシブルチューブを通じて録音と再生をする。チューブ先端の小さなホーンのグリップは、それを握るとスタートするスイッチが付いており、前面のホーンレストもストッパーになっている。黒色ペイントで、金線のライニングがあり、正面にはエジソンの筆跡で”The Ediphone"とデザインされている。タイプライターの習慣からか、シリンダーが終わると「チン」とベルが鳴る。
ニローナ
小さな反響する仕掛けのホーンのついて小さな蓄音機全部メタルで作られている。
SEIKOSHA
マイカ振動板のサウンドボックスには、ローマ字で“セイコー社”の銘がある。ニッケルメッキのトーンアーム、薄い茶色に仕上げられたケースには、レリーフ模様と四隅にはモールド飾りがある。ニッケルメッキの8枚パネルホーンは他に余り類をみない形で白百合の花のイメージが愛らしい。口径310mm
パテ・デュプレックス2型
2分ワックスシリンター用:このモデルは通常の直径2.2インチのシリンダーと、パテ・サロンと呼ばれた直径3.5インチのシリンダーとがかけられる。左側にそのマンドリルが置かれている。サロンシリンダーのマンドリルは、通常のマンドリルの上にアダプター式に差し込んで使用する。このため、パテ社のシリンダーモデルとしては珍しく、マンドリルシャフト右側に軸受け用のゲイトが付いている。また、リプロデューサーの動きと、そのトレースをスムーズに、かつ正確にするために、ホーンを支えるステーにローラーを付けて、レールの上を転がすオルフェウスと呼ばれる機構が付けられている。エボナイトのリプロデューサーは少し大きくなった”レックス”、2本ゼンマイでベルトドライブ式。アルミのホーンは、長さ334mm、口径305mm
ニッポンノフォン・35型
オーク材で作られた9枚のパネルの菊花デザインのこの木製ホーンは、ニッポノフォン特有であるとともに、日本をイメージさせる抽象的な蓄音機といえよう。また、ケース正面にはニッポノフォン社のトレードマーク“鷲の羽ばたいた図柄”の銘板が付いている。ケースの材質はオーク材。わずかにテーパーのあるニッケルメッキされた、トーンアームに、マイカ振動板の付いたサウンドボックスが固定されている。10インチターンテーブル、2本ゼンマイ。9枚パネルホーンは長さ500mm、口径520mm
ビクターⅤ 4号
ニッケルメッキのグースネック・トーンアームにエキジビション・サウンドボックス。10インチターンテーブルで、2本ぜんまい、キャノン型ブレーキ。マホガニー材のケースは4つのコーナーにエンタシス風の円柱が飾りとして付けられている。本機のホーンは、矢羽根デザインで、長さ550mm、口径525mm
ビクターⅤ 5号
ニッケルメッキのグースネック・トーンアームにエキジビション・サウンドボックス。12インチターンテーブルで、3本ぜんまい、キャノン型ブレーキ。オーク材のケースの四隅には角形の柱が付けられている。1号より5号までの機種のケースは、基本的にこのシリーズが発表される以前のフロントマウント・ホーンタイプの時代のC型、D型、モナーク等のケースをデザインを利用した物である。オーク材のホーンは、長さ550mm、口径525mm
ビクトローラ 260
VICTROLA No。260は、1922年初めに$160で紹介された。そして、戦後の市場で多数の違った機械をさらに競争させるために翌年$10値引きした。この横型のコンソールタイプの蓄音機は、ニッケルメッキのビクトローラNo.2のサウンドボックスと半自動停止装置、自動スピード調節機、12インチのターンテーブル、レコードアルバムや2丁ぜんまいを備えている。キャビネットはマホガニーかくるみのベニヤ、あるいは1925年から選択が可能になったオークのどれかを選択して仕上げてもらえる。
ふたが自動的に閉まる仕掛けのAIR DASHPOTSは、1925ん円に標準装備になった。機械の寸法は、高さ32.25インチ、幅33.75インチ、奥行き21インチ
ビクトローラ・ラジオラ 7-II 型
このモデルはキャビネット上部が蓄音機で、下半分にはRCA-17型ラジオが組込まれており、それぞれが独立している。特筆すべきは、上部にある蓄音機のホーンの構造である。アームベースの下部から始まる鉄板製ホーンは、ターンテーブル下のモーター部を囲む形で伸びて、ターンテーブル奥のデッキ上に開口している。これにより、2枚扉の付いたプレーヤーのハウス部分がホーンの延長になっている。当然、扉を閉じては演奏できない。オーソフォニック・ビクトローラ・サウンドボックスには、ポータブルモデルの様にフェルトと金属のカバーが付けられ、直接振動板から出る周波数の高いノイズを押さえる工夫がなされている。金属部分は金メッキされた電気モーター付きで、下部の丸い穴には、RCAのコーンスピーカーがマウントされている。ウォルナット材のキャビネットは18世紀イギリス様式
ビクターV-25号
学校用蓄音機と呼ばれた機種である。
1914年9月には下の棚がヒンジでハネ上げ式となって、ホーンを収納できるようになった。ニッケルメッキのグースネック・トーンアーム、エキジビション・サウンドボックス、12インチターンテーブル、2本ぜんまい。ビクターのラッパ形ホーンの機種としては最後のもので、オーク材のホーンは長さ465mm、口径450mm
H.M.V テーブルモデル 103
新しい”HIS MASTER'S VOICE"の内部ホーン、ボールベアリングのトーンアーム。No.4のサウンドボックスが装備。オートマティックの蓋は支えのひとつで作動。スピード調節装置付き
ベルリナー・トレードマーク型
イギリスの画家フランシス・パラウドの描いたフォックス・テリア犬、ニッパーがレコードから聞こえる主人の声に耳を傾けている絵画によって、おそらく最も親近感のある蓄音機の現物である。これに、ヒズ・マスターズ・ボイスとタイトルが付けられ、日本でもビクター社の商標として、レコード産業の発展と共に誰もが眼にしている蓄音機である。
1898年3月22日パテントNO.601198を取得した。この機械もまたエルドリッジ・R・ジョンソンのアイディアによって、1本ゼンマイ駆動で7インチターンテーブルのシャフトの軸受けに、ボールベアリングを入れる等、後の蓄音機に多大な影響を与えている。クラーク・ジョンソン・スタンダード・サウンドボックス、皮製エルボー、フロントブレーキ型、レコード押さえのナット付きで、ケースはオーク材。ブラス製ホーンの口径240mm、長さ375mm
G&T トレードマークモデル
7インチディスク用:赤い色のマホガニーケースで、ゼンマイ収納部分は後部にふくらみを付けた角形となり、スピード調整とブレーキはゼンマイのケースの左側に垂直に付いている。レコード押さえ用ナットのついて7インチターンテーブルは、逆台形の鋳鉄製でトップウィンドのクランクシャフトも短くなっている。サウンドボックスは、クラーク・ジョンソン(スタンダード)型。サウンドボックスとホーンの接続部は革製エルボーで接続されている。ホーンはニッケルメッキ、長さ380mm、口径245mm
ビクターⅣ マホガニーのラッパ付
初期のVICTORⅣは、ビクターモナークスペシャルと同様にたいへん装飾的な四面のオークキャビネットに収納されていた。そして、1回の巻上げで10インチレコード6枚、又は7インチレコード10枚を演奏できる3丁ぜんまいをもっていた。先が細くなっているトーンアームは、1904年にまっすぐなアームに替わり、1906年の10月にはVICTORⅣは全く違う型で紹介された。前の美しいオークキャビネットのかわりに、新しいVICTORⅣはかなりプレーンなマホガニーのケースで装備されていた。内側は、新しくデザインされた2丁ぜんまいが、より古い3丁ぜんまいになった。このことは、この木の深い赤のトーンとやわらかな木目の模様が選べることを高価なVICTORⅥよりも好む顧客の注文により作られた。ぴったりのマホガニーのホーンは、別料金ではあるが直径16.5インチのプラスベルのスティールホーン、又は直径22インチの黒とゴールドのフラワーホーンはスタンダードな装飾で仕上げられていた。また標準は”コンサート”から”エキジビション”のサウンドボックスから選べることができた。
マークXb エキスパート・ジュニア
E.M.ジーンが二度目に設立した会社、E.M.Ginn社の製作。基本的にはE.M.G.と同じだが、トーンアームの形状、ホーンの形状など随所に改良の後が見られる。
EXPERT OVERSIZE
米国、蓄音機界の鬼才、E.M.ジーンの作品。彼は1924年E.M.G.社を設立、以後アコースティック(機械式再生)はエレクトリック(電気式再生)に勝る、との信念を持って1940年代に至るまで、ずっと蓄音機を制作し続けた。ちなみに、当時の2大メーカー、米RCAビクター、英グラモフォン社は1930年で大型蓄音機の製作を打ち切り、電気再生式蓄音機(電蓄)の製作に移行している。彼の作品は全て手作りで、基本的な数種のモデルはあるものの、全く同じものは2台と製作していない。パピエマッシュ(紙を張り合わせた)製のエクスポーネンシャル大型ホーン(ホーン開口径73cm)から出る音は、これが蓄音機の音かと耳を疑いたくなるほどに生々しく、SPレコードの再生にかけては、現代の如何なるオーディオ装置をもってしてもかなわないのではないか、と実感させられてしまう迫力を持っている。E.M.ジーンをして、他のメーカーの蓄音機の製造を止めたのは、彼らの実力が所詮その程度のものしかなかったからだ、と豪語せしめたのも納得せざるを得ない。